貸し切りでレストランなどの飲食店を利用するメリットと注意点とは?詳しく解説

貸し切りでレストランなどの飲食店を利用するメリットと注意点とは?詳しく解説

レストランなどの飲食店を貸し切りで利用するシーンとして、まっ先に思いつくのは結婚式の二次会をイメージする方も多いかもしれません。他にも、職場やサークルの歓送迎会や同窓会・法事・誕生日会やパーティーイベントなどのさまざまなシーンで、飲食店の貸し切りが利用されています。

今回は、貸し切りでレストランなどの飲食店を利用するメリットと、気をつけたい注意点について解説します。幹事を任されて、どうしようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

貸し切りでレストランなどの飲食店を利用するメリットとは?

飲食店を大人数で利用する際に、貸し切りにできると、さまざまなメリットがあります。今回は、主な4つのメリットについて解説します。

他のお客さんの目を気にせずにくつろげる

まず一番のメリットとして挙げられるのが、他のお客さんの目を気にせずに、参加者がくつろいで過ごせることです。会合の趣旨はさまざまだとしても、飲食を通じて楽しい時間を過ごす目的は共通ですので、会場を貸し切りにできれば、さらに雰囲気を盛り上げてくれること間違いなしです。

新型コロナウイルス感染対策の一環となる

会場を限られたメンバーのみで利用できるため、大人数で飲食をおこなう場合の新型コロナウイルス感染対策の一環となるといえるでしょう。もちろん、参加者の中に陽性者がいた場合はどうしようもありませんが、少なくとも周りに不特定多数のお客さんがいるよりは、リスクを抑えられます。参加者にも安心感を与えられるでしょう。

さまざまアトラクションを企画できる

他のお客さんがいる会場では、騒いだりマイクなどで話したりすることは迷惑になりますので、できることも限られます。しかし貸し切りの状態であれば、他のお客さんを気にせずに、さまざまなアトラクションを催すことができます。

とくに、結婚式の二次会やパーティーイベントなどであれば、会場を貸し切るのが最適でしょう。他にも歓送迎会や同窓会・オフ会などの集まりで、貸し切りにして凝った趣向の企画を催すグループが増えてきているようです。

特別メニューなどを相談できる場合がある

お店によっては、通常メニューにないような特別メニューの相談ができる場合もあります。たとえば誕生日会での特別注文の誕生日ケーキや、季節の食材を使ったシェフお任せのメニュー、お祝いの席での色鮮やかな一品など、会の雰囲気を盛り上げるのに一役買ってくれます。すべてのお店で対応してくれるとは限りませんが、予約の際に相談してみるとよいでしょう。

貸し切りでレストランなどの飲食店を利用する際の注意点

ここまで、貸し切りで飲食店を利用するメリットについて解説してきましたが、いくつか注意点もあります。ここでは、とくに気をつけたい注意点3つを紹介します。

お店の規模によって貸し切れる人数が決まっている

飲食店にも、大小さまざまな規模のお店があります。多くの場合、客席数などの規模によって貸し切れる人数の下限が決まっています。

なぜなら飲食店としても、その時間帯に他の客さんを入れずに営業をするため、営業上赤字にならないくらいの売り上げを担保できる、貸し切り人数とコース料理の単価設定をしているからです。貸し切れる飲食店を探す際には、まず想定される参加人数を明確にして、お店を探すようにしましょう。

時間制限がある

飲食店の貸し切り条件には、大半が2時間や3時間などの時間制限を設けています。結婚式の二次会やパーティーイベントなどのように、催しの進行スケジュールが存在する場合は、予約の際に貸し切れる時間をしっかりと確認しておきましょう。

また、人気のレストランなどでは、繁盛する時間帯は貸し切り予約を受け付けてない場合もありますので、目当てのお店がある場合は、事前に確認しておいたほうがよいでしょう。終了時間をおしてしまうと、貸し切り終了後の一般の来店客にも迷惑をかけることになりますので、会を仕切る幹事さんは時間厳守を心がけましょう。

急なメニューの変更や大幅な人数の変更に対応できない場合がある

貸し切り予約を受けた飲食店は、事前に予約人数に応じて、食材などの仕入れをおこなうことが多いものです。そのため、急なメニューの変更や、大幅な人数の変更には対応できない場合もありますので、注意が必要です。予約をした際に、いつまでならメニューや人数の変更が可能か、確認するようにしましょう。

とくに大人数での予約の場合は、参加予定者の都合が悪くなり欠席となることや、あとから人数が追加になることもよくあることです。直前で大幅な参加予定者の欠席が発生し、貸し切り条件の最低人数を下回ってしまった場合には、キャンセル料が発生したり、最低人数分のコース料金の補償を求められたりすることもあります。

まとめ

貸し切りでレストランなどの飲食店が利用できると、参加者が他のお客さんの目を気にせずにくつろいで過ごせて、また会を盛り上げるアトラクションの催しもできるなど、さまざまなメリットがあります。貸し切りの予約をする際には、貸し切り可能な最少人数や予約変更可能期限、貸し切り時間などの条件をしっかり確認するようにしましょう。

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